こんんちは。たけじゅん@ぴっかぶーです。
さて、前回の「あなたは自分の子どもにあやまることができますか?」はいかがだったでしょうか。
自分のあやまちをみとめること=人にあやまる
このことって結構プライドが高いとできないんですよね。
あやまることができない人(子)は、言い訳が多いです。
「だって、○○ちゃんが…」「だって、○○だったから」…。
もちろん、それも本当でしょう。
だけど、やってしまったことに対しては「きちんとあやまる」
これは、基本です。そして、重大なことであればその原因を調べて今後そのようなことがないように対処する。
これって、社会でも大切なことですね。
親子で、「あやまることができる関係」大切です。
さて、今回のテーマは「言葉がけ次第で男の子は変わる!」です。
さぁ始まりますよ~
男の子は単純!
前にも言いましたが、
男の子は単純!
なんですよ。(男の人、見ていたらごめんなさい‥‥。<(_ _)>)
基本的に、子どもは親や周りの人からほめられると、図にのってさらにレベルアップできる生き物です。
その中でも、男の子は単純=素直なので、そのまま受け取ります。
スキーを教えているときも、「んんんん、どうしてできないのかな??こうやってって言ってるでしょうっ!!ちがうっ!!」というと、自信を無くしてできなくなる子続出です。(そういう先生たまにいるけどね)
私は、ほめまくりです。
すごーーーい!!そうだよ!!すぐできたね
じゃ、次やこれやってみようか。
難しかったのに、できたね。すごいじゃん!!カッコいいい!!
などなど…。するとほとんどの男の子(実は女の子も…)はにかんだ笑顔でうれしそうにして、そして爆発的にうまくなります(本当です)。
でも、自分の子どもにはほめることができなかった私。です。
できないの?バカじゃないの??
なんでできないんですか??みんなちゃんとできているのに!!!
とかとか…。
でも、それでうまくいったためしないんですよ。
1号が5歳ぐらいのとき、ピアノをやりたい!というので、グループレッスンで習ったことがあります。
女子5人ぐらいのなかで、1号一人男の子。そして、1号はあまり器用ではありません。
1号は、女子がスラスラ弾いていくのについていけないので、次のレッスンまでに私がみっちり付きっ切りで教えました。
だけど、私も小学校4年生でピアノを辞めているので、そんなに上手じゃないんですよ。
だから、毎日
そうじゃないいでしょっ。何度言ったらわかるの!!!
と、怒りのレッスン。
そして、次のレッスンで1号が弾けるようになっていると、次の曲に進んでしまう。そして、また怒りのホームレッスン。
なんのためにピアノを習っていたのか分からなくなってしまいました‥‥。
レッスンのあとに女子たちと遊ぶのが楽しい~っ。それだけでピアノを習っていたあの頃。
私は苦痛でした。レッスンが苦痛。教えるのも苦痛。
お金払ってレッスンに通っているのに、なんで私がこんな鬼の形相で教えなくちゃいけないんだろう…。これじゃ、私が教えてるんじゃん。勉強みたいにできなくちゃダメなものじゃないのに。
こんな毎日でした。
そして、その教室を辞めました…。
それから、何か月かして、1号友だちのママから
妹が、ピアノ教室を開くから、やらない??
とお誘いがありました。
1号は、ピアノを弾くこと自体は好きだったし、そのお友だちと親友だったので、「やりたい!!」と習い始めたのです。
今度は個人レッスン。そして、その先生は本当にやさしくて、ほめながら成長させてくれました。
私のストレスもマックスから0に!
1号も楽しくレッスンができて、前の教室のときとはうまくなるスピードも違いました。
結局は、サッカーやらスキーやらで忙しくなってやめてしまったのですが、それでも音楽の成績だけは、高校までよかったです。
つまり、「よくできるね。すごい!」とほめればその通りになるし、「バカじゃないの?」と言われれば、自分でも「あーボクはバカなんだな」と思ってしまうということです。
私のように単純なパターンはこれ、確実に当てはまっています!!(一応女なんですけどね。)
自分で考えて、自分からやることが大切
子どもはあなたとは別の生き物です。あなたの指示だけで動くものではありません。
だから、ストレスを感じるのですけどね。
だけど、忘れがち。別の生き物なんです。
押し付けられた勉強は、自分から進んでした勉強にはかなわない。ということです。
興味を持つ部分も親と子どもは違う場合が多いのです。
実際、私は自分が子どもの頃に好きだった絵本を1号に一生懸命読みました。
しかし、だいたい「これ読んで!」といって持ってくる本は、別の絵本でした。
趣味ががっちり合う親子もいるとは思うんですけどね。
うちは、小学校に入って私が与えた本は面白いくらい興味がなく、自分で選ぶ本は「え?それ??」というものでした。
でも、違う人間なんだから、当たり前といえば当たり前。
ただ、5歳児はまだまだ世界が狭いので、自分でやりたいことを探すのは無理です。なので選択肢を与えてあげることは大切。経験させることは大切なのです。
そこから、興味のあるものを続けていけばいいということ。
多くの機会を作ってあげるのは親の役目。
だけど、そこから選ぶのは本人です。
そして、「どこが気に入ったのか。本気で続けていきたいのか。」の確認をして、本気で続けていきたいのであれば、続けさせる。
そして、そのあとは自力(ちょっとぐらい手助けしてもいいですけどね)で解決させていく。自分で考えて、どうしたらいいか考える力を養う。ということです。
わが家の例をあげると…
わが家の1号は、勉強が大嫌いでした。
小学校高学年の時に、見かねて塾に通わせたり、家庭教師をつけたりしました。
それでもなんの効果もなし。
中学校に上がったときには、これはまずい度マックスになり
これはまずい!!!
個別指導塾へ通わせました。
しかし、その塾からの連絡…
1号くんなんですが、授業中ねてるんですよね。
えっ?個別指導なのに???寝てる??
そう、個別指導だって寝ちゃうんですよ。すごい心臓ですよね。
高校の志望校を決めるときも
志望校出してくださいって言ってるよ!どうするの??
ん??わからないからお母さん決めてっ。
こんなありさまでした。
しかし、アルペンスキーをやってインターハイに3年続けて出場した1号は、
大学に行ってスキーをやりたい!
と、高校2年生の時に進路を決めました。そのために、スポーツ推薦もしくは、指定校推薦をとりたい!!
どっちにしても、内申書の成績が重要です。そのためには、3年の1学期の成績までが内申書に反映されます。
決めた時から、私がみたことのない勉強の姿勢。こっちが驚きました。
そして、今までとったことのない100点をとってきたのです。本当に驚きです!
ここで、やっと私は気が付きました。
いくら私が言い続けても、本人が勉強をする意味を見いだせていなければ全く意味がないことだったんだ。
ということだったんです!
遅すぎって話ですけど、これ本当の話です。
今まで、ガミガミ言ってたことは何の意味もなかったということ。
それより、自分の興味のあることを実現させるには、どうしたらいいか自分で考える!ということを教えるべきだったんですね。
では、次回もお楽しみに~っ。