こんにちは。たけだじゅんこ@ぴっかぶーです。
とうとうSTAGE2になりました。STAGE1では、自分を見つめなおす、認めてあげるということをレッスンしました。いかがでしたでしょうか?
まだ、ものすごく余裕を持った育児はできていないと思うのですが、それでも前よりずっと楽になった気がします。息子も落ち着いてきたように感じます。
それでいいんですよ。普段からひと呼吸おくことを気を付けていけば、怒りに任せて怒鳴ったり、怒っていること以外のことまで引き合いに出したりしないで、接することができるようになっていきます。
そっか。安心しました。毎日ヨガをしていて、心も落ち着いて体も柔らかくなってきたし、すごくいいですね。自分の時間って大切だって思いました。
そうだね。まず、自分を大切にして、自分の時間をもつことが必要ですね。
さてさて、今回からは、「私の子育ての経験談から学ぶ」という感じで進めていこうと思います。失敗談やおもしろ話などいろいろとあります!それでは、始まりますよ。
トラブルがあったとき、しっかりと聞き取りをする
あるとき、うちの息子2号の先生から電話がありました。2号は、いつもみんなから愛されキャラで、トラブルとはあまり無関係な子どもです。
しかし、先生から言われた言葉は、
帰るときに、お友だちのシャツを引っ張ってそこから水筒のお茶を流し込みました。あまりにも悪質ないじめなので、明日から当分の間、部活動に参加できません
部活動というのは、「運動部」「文化部」の二つあり、2号は「運動部」で、走ったり、サッカーしたり先生やお友だちと楽しく運動する活動に参加していました。
事件は、帰りの先生がいない時に発生した模様でした。
あわてて、2号に事実確認をしました。
水筒のお茶を背中に流し込んだのは本当だったようです。
しかし、なんの理由もなく、そんなことをするとは思えませんでした。
なにがあったのか、教えてくれない??
まず、その時の状況を教えて。
頭にきたから、やっちゃった。
なんで頭に来たの?
だって、こっちに来るなっていうから。一緒に座りたかっただけなのに。
と、こんな会話が続きます。しかし、どうもそんな理由でお茶を背中に流すとは考えられません。いろいろとその日の話を聞いていくと…。
○○くんが、歯が汚いって言ったから、「○○くんだって靴がきたない」って言ったんだよ。そしたら、○○先生に怒られた。
ん?ちょっとまって?それは、いつの話?帰るときではないね。○○先生がいたんだから、部活中かな?
そうだよ。部活中だよ。そのあとも、ボクが座っていたら、「座るな!」って言ってきて、ボクがたつまで、ずっと「座るな!」っていってきた。
2号は、それが嫌だったの?嫌だったのに、一緒に座りたかったの?
うん。だってお話したかったから。
という、いきさつがありました。もちろん、やった行為は最悪で、やってはいけないことです。しかし、ここで
なんでそんなことするの!!!ダメでしょ!!!悪い子!いじめだよそれ!!
と言ったら、子どもは、もう、なにが悪くてどこが悪くて怒られているのかわからなくなってしまいます。
なので、
・どうしてこうなったか。
・それまでにどんな原因があったのか。
・なにが悪くて怒られたか。
・お茶をかけてしまう前に、どうすればよかったか。
・これからどうしたらいいのか。
を話し合う必要があるということです。
目撃者がいるので、間違いありません。これは悪質ないじめです。
と、先生に言われましたが、それなりのいきさつがありました。
結果は本当に○○くんにひどいことをしてしまっている。その部分を改善すべく、相手の子も一緒にどのようにすればいいのか、先生にも聞き取りをしてほしい。
と考えた私は、連絡帳にいきさつをすべて書きました。
そして、そのうえで、やってしまったことは本当に悪いことだと教えて、本人も納得したという旨も書き添えました。そして最後に、嫌味にならない程度に、先生にも、「こういういきさつがあったけど、2号から聞いた話だけで、○○くんからは聞いていないので、聞き取りをしてほしい。」と伝えました。
すると、先生はきちんと○○くんと2号を呼んで聞き取り調査をしてくれました。そして、2号が言っていることも事実だということがわかり、仲直りをさせてくれたのです。
ここで、ただやみくもに叱り飛ばすと、もう子どもの脳は委縮してしまい、
こわい、こわい、こわい。ママがダメだっていうからやってはいけないんだ。先生が怒るからやってはいけないんだ。
という、やってはいけないことが=ママがだめだというから。=先生が怒るから。と、本来どうしてやってはいけないのか、という理由ではなく「怒られたら怖いから」という理由でやってはいけないことを認識してしまいます。
どうしてやってはいけないのか。それを理解しないと、人のせいにする子になってしまいます。
自分でしっかりと、なんでダメなのかを考え、自分であやまる(先生が一緒のところで)。そして、仲直りをする。そうすることで、相手の子ともその後も友好に付き合える関係になれます。
結果的に、それ以降○○くんと2号は事件以前より仲良くなりました。
・やみくもに叱らない
・どうしてトラブルになったか原因を一緒にさぐる
・なにがいけなかったのか、一緒に考える
・今後どうしたらいいのか、考えさせる(一緒に考える)
・全て話してくれたら、子どもを受け入れる(よく話してくれたね。など)
ということが大切なんです。というお話でした。
次回、STAGE2-Lesson2もお楽しみに。