WordPressのテーマはどう選ぶ?

WordPressでホームページをつくるとき、テーマを選ぶ必要があります。

テーマって何ですか?え?WordPress入れたらすぐに作れるんじゃないの?

こんな声が聞こえてきますね。

テーマとは、いわゆるテンプレートのことです。
WordPressをインストールしたときには、シンプルな画面になっているのですが、このテーマを選んでインストールすると、デザインが整うだけではなく、機能までもついてくる!というすごいものです。

WordPressでホームページをつくるときには、このテーマをいれることで簡単に、そしてきれいにつくれるようになるのです。重要ですね。

しかし、悩ましいのが、WordPressのテーマは本当にたくさんあるのです。

こんなにたくさんあるんじゃ、どれにしたらいいかわからないや。

はい、そのとおりです。もうどれにしていいのかさっぱりわかりませんよね。
しかも、WordPressテーマには、無料で使える無料テーマと、別途お金を払って購入する有料テーマがあります。

もう、どうしたらいいのでしょうか…。

ホームページの用途に合わせて選ぶべし

とりあえず、用途に合わせて選ぶ!

これが大切です。

たとえば、ヨガ教室をやっているとします。そうしたら

WordPressテーマ ヨガ教室

という検索ワードで検索してみましょう。

そうすると、ヨガ向きのテーマがたくさんでてきます。できればデモサイトなどをみて、「これ!いいな!」というものを選択する、ということが出来ればいいのですが、たくさんのテーマが存在するので、どうしたらいいかわらかない。というのが実情でしょう。

ならば、どんなイメージにしたいか、考えてみましょう。

といっても、そのイメージすらも見つけられないということもありますね。
そこで、同じような業種のホームページを片っ端から見ていくことをお薦めします。

あ、このホームページ、いいな。とか、この色あい素敵だな、とか、これだと言いたいことがよく伝わってこないぞ、とか、予約になかなか進めないな、など、ユーザー目線でみていくといいでしょう。

市場調査!大切です。お客様目線になって、予約までスムーズに進める導線を感じてください。

おすすめのテーマ

さて、そろそろ、テーマを決めていきましょう。
先ほどもお伝えしましたが、テーマには有料テーマと無料テーマがあります。そのなかで、私、のおすすめテーマをご紹介しましょう。

おすすめの有料テーマ

有料テーマは、10,000円以上するものが多いのですが、お金を払うだけのことはあります。というのも、完璧なテンプレートになっていて、そこに必要事項を入れていけば簡単にホームページをつくり上げていくことができるからです。

さらに、テーマによってはSEO対策がバッチリされていたり、必要なページがすでにテンプレートとしてそろっていたり、と至れり尽くせりです。

ただ、有料テーマもたくさんあります。そのなかで、どれを選ぶか。これまた迷ってしまいますね。なので、ここは、独断と偏見!私のおススメテーマをご紹介しましょう。

それは、TCDというところで出している有料テーマです。

このTCD、本当にたくさんテーマを出しています。その一覧がこちら。

WordPressテーマ一覧 | ワードプレステーマTCD

最高すぎるWordPressテーマ。累計ユーザー12万人を超えるWordPressテーマの老舗「TCD」が80タイプの怒涛のデザインテンプレートを用意しました。あなたのWebサイト・ホー…

とにかく、ここのサイトに並んでいるテーマを見てください。いろいろな業種向けに、本当にたくさんテーマが紹介されています。購入すると詳しいマニュアルもついてくるので、本当に簡単に素敵なホームページができあがります。

私が購入したのは、SKINというテーマです。なんか、この色あいといい、デザインといい、気に入ったので購入しました。

WordPressテーマ「SKIN」(tcd046) | ワードプレステーマTCD

静止画と動画の組み合わせで強烈に印象付けるスライダー仕様のトップヘッダー新規の顧客を獲得するためには、膨大な広告費をかけ、有益な記事を配信し、SNSを活用しながら…

でも、まだ使っていません(笑)どうしてかというと、有料版はテンプレートになっているので、カスタマイズするのが難しいのです。
私は、カスタマイズしたい人なんですよね。あ、ここをこうしたいのに、出来ないのか…、ここはこうなってた方がいいのになぁ、などと思っていろいろと変えたくなってしまいます。そんな人にはおすすめしませんね。

おすすめの無料テーマ

そこで、愛用しているのがCocoonという無料テーマです。
このCocoon、無料なのにいろいろなことが簡単に出来て、有料版ばりのテーマなのです。

もちろん、このホームページもCocoonで作っています。
また、現在依頼されているホームページや以前依頼されたホームページもCocoonで制作している、Cocoonラブの私です。

Cocoonは、わいらひさんという日本人の方が開発したテーマなので、使いやすくて、更新もきちんとされているテーマです。

WordPressの管理画面であるダッシュボードの中にCocoon設定というのがあって、細部にわたって設定できるのがお気に入りポイントです。

私がよく使っている、吹き出しも、Cocoonの標準設定なのです。WordPressは、あとから使いたいものテンプレートをを入れていくプラグインというものがあるのですが、Cocoonでは、独自のブロックがたくさんあって、プラグインをインストール必要がないものがとても多いのです。これこそが私がCocoonをおすすめする最大の理由です。

初めて有料テーマを導入することでCocoonの凄さが分かった気がする。 目次とか吹き出しとかCocoonで標準装備だった機能が有料テーマではプラグイン入れないとできないことが意外と多い。 標準装備の機能数の多さと十分なSEO対策、さらにカスタマイズ性が高くて無料は凄すぎる。

Kohei Nishino | WebエンジニアさんのTwitterより

Cocoonのおすすめポイントは

Cocoonは本当に使いやすく、無料と思えないほどの機能を持ったすばらしいテーマです。
と、絶賛しておりますが、ではどのようなおすすめポイントがあるのでしょうか。

実際に見ていきましょう。

数ある機能がとても使いやすいCocoon設定

私は、初めて使ったテーマがCocoonだったため、これが普通の機能だと思っていたのですが、あるとき違うテーマを使ってみたら…。Cocoon設定のようなものがない!

えぇぇ、ならどうやって使うんだろう?ってなったわけです。
だって、このCocoon設定でほとんどの設定が可能なのですから。

上部のタブに、必要な設定が入っているのです。

例えば、スキン。ボタン1つで、他の人が作ったデザインを利用できる機能です。

スキンとは、Cocoonでさらに使える、色や見出し、ヘッダー、ボタンなどの装飾デザインのテンプレートのようなもの。

こんな感じで、イメージ画像も出てきます。ボタンがカスタマイズされていたり、目次がかわいくカスタマイズされているのがわかると思います。

これをもとに、全体タグでサイトのカラーなどを決めていくと、このイメージだけど、自分の好きな色でサイトをカスタマイズできるのです。

有料版でがっちりとテンプレートが決まっているよりは、カスタマイズもできるけれど、まったく真っ白な状態からつくるわけでもないので、ちょうどいい感じです。

スキンは途中で変更することもできますので、いろいろ試してみるといいですね。

ただし、スキンを使わなくてもそれなりにデザインできるので、気に入ったものがない場合は無理に使わなくてもOK!

そんな自由さが、Cocoonの魅力です。

Cocoon設定については、こちらのブログがわかりやすいと思いますので、参考に読んでみてはいかがでしょうか。

カスタマイズほぼ不要、テーマ「Cocoon」のおすすめスキン♪ | はっぴ~ぐぅ♪

こんにちは!サイト管理人のけろら~です♪\(^▽^)/本日の記事は、Wordpressテーマ「Cocoon」のスキンについです。スキンの魅力が伝われば嬉しいです♪ Cocoonのスキンは、…

吹き出し機能が標準装備

先ほどもおすすめポイントにあげたとおり、Cocoonは、吹き出し機能が標準装備です。
通常のテーマで吹き出しを使おうとするとhtmlやcssに書き込んで吹き出しをつくる…という作業をするか、プラグインというテンプレートを入れるか、有料テーマを購入するか…ということになります。

初心者でも安心 WordPressでブログ内に吹き出しアイコンを作る方法を徹底解説! | NORILOG(ノリログ)

WordPressのブログ記事でLINE風の吹き出し会話を作る方法を徹底解説!記事内のソースコードのコピペで簡単に「吹き出し風会話」を作ることができるよ!AddQuicktagに必要…

しかし、このCocoonは無料テーマにもかかわらず、吹き出しが標準装備なのです。この吹き出しを使いたいからとCocoonを使っている人も多いくらいです。

だってブログ書くときに吹き出しがあると見やすいもんね。

ブログカードも充実

外部リンクを貼る場合、テキストにリンクをはりつける方法と、ブログカードでリンクを貼る方法があります。

たとえば、私のホームページで「自然を暮らしに ナチュリンとちぎ」というのがあるのですが、

自然を暮らしにナチュリンとちぎ

とする方法と、

とする方法があります。

この、下の方法がブログカードです。
リンク先の情報もわかるブログカードは便利ですね。

クラシックエディターも標準装備

WordPressを使っている人で、

以前のフォーマットのほうが使いやすかったよ~

という方が多くいらっしゃいます。そんな方たちは、クラシックエディターというプラグインをインストールして使っていますが、Cocoonでは、このクラシックエディターも標準装備なのです。

これがクラシックエディターをプラグインで入れた編集画面です。

2018年以降、WordPressはこの編集画面から、ブロックエディターという編集画面に変わりました。

このような画面で、+の部分をクリックすると

このようにブロックを選択するボックスが出てきます。
この検索窓に「クラシック」と入力すると、

このようにクラシックのボックスが現れます。これをクリック。

すると、このブロックエディターの中にクラシックエディターが現れるのです。なのでプラグインをインストールする必要なし!なのです。

クラシックエディターをプラグインでいれた編集画面
Coconnのクラシックボックス

比較してみると、プラグインでクラシックエディターを入れた場合は、すべてクラシックエディターで編集しなくてはいけませんが、Cocoonのクラシックボックスを使うと、ブロックエディターも利用しながら、クラシックエディターも使えるという、利点があります。

これは、今からWordPressを使おうとしている人にはあまり関係ないかとは思いますが、以前から使っていた人は編集画面が変わってやりにくい!と思っている方が多いので、どちらも使えるのはとてもメリットですね。

Cocoon愛用者が多い

なによりもいいのは、Cocoon愛用者が多いということ。

あ、これどうやるんだっけ?と思ったときに、Google検索をすると、山のように解決策のブログが出てきます。もう、これだけでほぼ解決できるのです。これは本当に便利。

【30通り以上!】Cocoonカスタマイズ!コピペで簡単! | ぽんひろ.com

Cocoonのカスタマイズまとめです。おしゃれなものから機能性をあげるものまで紹介します。プロフィール、タブ切り替え、トップページ、リスト、ボックス、スマホのメニュ…

ということで、私はCocoonというテーマを愛用しています。
テーマは自分の感覚で選んでいいと思います。使いやすさ、デザイン、などなど、いろいろと自分好みがあると思います。自分の使いやすいテーマを見つけることが大切ですね。

ただ、テーマは途中で変えるとデザインがおかしくなってしまうので、気をつけましょう。