起業するの必要なこと|ターゲットに合った言葉で表現する

起業するうえで、ホームページをつくるうえでも、ビジネスについてでも、共通していえること。

ターゲットに合った言葉で表現する

これ、ちゃんと気にしていますか?

例えば、初心者に向けたビジネスなのに、難しい言葉を使ってみたり
上級者向けビジネスなのに、簡単なことしかホームページに載せていなかったり。

それでは、来てほしいお客様に申し込んでもらえないですよね。

まずは、しっかりとターゲットを絞る

あなたのビジネスのターゲットは決まっていますか?
どのような方にあなたのビジネスを使ってほしいですか?

このターゲティングをしっかりとしておかないで、広い海にビジネスを投げ込んでも、全くヒットしません。

なぜかというと、ターゲティングが広すぎると、抽象的になってしまうから。
抽象的がなぜ悪いと思いますか?

まず、あなたがお客様であると考えてください。
例えば、英語を習いたいとします。

初級、中級、上級、エキスパート、すべてが揃っている英語ビジネスだと、大手、地元密着、など本当にたくさんあるのです。

一人起業家の立ち上げたばかりの方が、ここの中に参入して、選ばれると思いますか?

まず、私なら選ばないですよね。どんなレベルの人にも対応しているところなら、それなりの実績のある所を選びます。

仕事で使う英語なのか、旅行で使う英語なのか、というところでも学び方が違ってきますし、生徒さんのモチベーションも違うでしょう。

キットカットのターゲティング

有名な話なので、ご存じの方も多いかとは思いますが、あえてお話ししますね。

キットカットの売れ行きが伸び悩んだ時期にネスレが行った改革案

味を増やす、でもなく、大きさを変える、でもなく、値段を安くするでもなかったのです。

それは、

「きっと勝つ=キットカット」→受験のお守り

というダジャレのような発想です。

商品を変えずに、売り方だけを変えたのです。

ターゲットを今までの「主婦」から「女子高生」に変えたのです。
冷静に考えてみれば、世の中の「主婦」の数と比べて「女子高生」とくに「受験期の女子高生」の人数は、はるかに少ないのがわかります。

それでも、あえて、その「受験期の女子高生」にターゲットを絞り、受験会場でキットカットを配りました。

すると売り上げはどんどん伸びていき、4年で5倍の利益に。

「おいしいチョコレートさえ作っていれば売れる」
という発想は通用しない。

「きっと勝つ・受験キャンペーン」の仕掛人・高岡浩三氏の言葉です。

どうですか?

ターゲティングとそれを表現する言葉というのがいかに大事かお分かりいただけたでしょうか。

ネスレのような大きな会社で誰でも知っていてしかもおいしい「キットカット」でさえも、ターゲットを広くしてしまうと、売り上げが伸びてこないのです。

それを、コアターゲットにしただけで、起死回生なんですよ。

今日は、「ターゲティングの大切さとターゲットに合った言葉で案内する」についてお話ししました。

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